Excelで売上や勤務実績などを管理していると、

「この日付は、その月の第何週?」
「10月第1週・第2週のように分類したい」
「WEEKNUMを使ったら第6週まで出てきた」
と困ったことはありませんか。
ExcelにはWEEKNUM関数がありますが、WEEKNUMは基本的に「1年の中で第何週か」を求める関数です。月内の週番号をそのまま返す専用関数ではありません。
Microsoft公式では、WEEKNUMのシステム1では、1月1日を含む週をその年の第1週として扱うと説明されています。
そのため、「月の第何週」を求める場合は、
・1~7日を第1週とする
・日曜日から新しい週とする
・月曜日から新しい週とする
・月をまたぐ週をどちらの月に含める
といったルールを先に決める必要があります。
この記事では、それぞれの求め方を初心者向けに解説します。
Excelで日付から「月の第何週」を求める方法
「月の第何週」は、どのように週を区切るかによって使う数式が変わります。
まずは、目的別に使う方法を確認しておきましょう。
| 求めたい結果 | おすすめの方法 |
|---|---|
| 1~7日=第1週、8~14日=第2週にしたい | =INT((DAY(A2)-1)/7)+1 |
| 月初を含む週を第1週にしたい | WEEKNUMの差を使う |
| 月をまたぐ週を、週が始まった月に含めたい | WEEKDAYで週の開始日を求める |
| 月曜日始まりにしたい | WEEKDAYの第2引数を2にする |
特にこだわりがなければ、1~7日を第1週とする方法が最も簡単です。
最も簡単なのは、1~7日を第1週、8~14日を第2週というように、7日ごとに区切る方法です。
A2セルに日付が入っている場合は、次の数式を入力します。
=INT((DAY(A2)-1)/7)+1たとえば、
| 日付 | 結果 |
|---|---|
| 2026/8/1 | 1 |
| 2026/8/7 | 1 |
| 2026/8/8 | 2 |
| 2026/8/15 | 3 |
| 2026/8/31 | 5 |
となります。
この方法なら、第6週になることはありません。

ただし、曜日は考慮していません。

「毎週日曜日から次の週にしたい」
という場合は、後ほど紹介するWEEKDAY関数を使った方法が向いています。
WEEKNUM単体では月の第何週を正しく求められない理由
WEEKNUM関数は、次のように使います。
=WEEKNUM(A2)しかし、この数式で求められるのは月内の週番号ではなく、その年の週番号です。
たとえば、年の途中の日付なら「第31週」「第32週」のような数字が表示されます。
そこで、月初のWEEKNUMとの差を利用して、
=WEEKNUM(A2,1)-WEEKNUM(DATE(YEAR(A2),MONTH(A2),1),1)+1とすれば、日曜日始まりで月内の週番号を計算できます。
ただし、この方法では月によって第6週が表示されることがあります。
WEEKNUMで第6週になるのはなぜ?
第6週になるのは、Excelの計算がおかしいわけではありません。
たとえば、2026年8月1日は土曜日です。
日曜日始まりで考えると、
・7月26日~8月1日:第1週
・8月2日~8月8日:第2週
・8月9日~8月15日:第3週
・8月16日~8月22日:第4週
・8月23日~8月29日:第5週
・8月30日~8月31日:第6週
となります。
つまり、月初や月末の途中の週も1週間として数えると、1か月が6つの週にまたがる場合があります。

日曜日始まりで「月の第何週」を求める方法
ここからは、先ほどの「月初を含む週を第1週とする方法」とは数え方を変えます。
月をまたぐ週は、その週が始まった日曜日の月に含めるルールで判定します。
ここで重要になるのが、月をまたぐ週をどちらの月として扱うかです。
たとえば2026年8月1日(土)は、日曜日始まりなら7月26日(日)~8月1日(土)という1週間に含まれています。
そのため、「8月1日だから8月第1週」ではなく、「週が始まった7月側に含めて、7月第4週」としたいケースもあります。
この場合は、まずその日付が属する週の日曜日を求めます。
B2セルに次の数式を入力します。
=A2-WEEKDAY(A2,1)+1Microsoft公式では、WEEKDAYの第2引数を1にすると、日曜日を1、土曜日を7として曜日を判定します。
2026/8/1の場合、結果は
2026/7/26です。

次に、その日曜日が月の第何週なのかを求めます。
=INT((DAY(B2)-1)/7)+1すると、7月26日は「4」となります。
つまり2026年8月1日は、7月第4週として扱えます。
この方法では、その月の最初の日曜日から始まる週を第1週として数えます。
2026年7月の日曜日は5日・12日・19日・26日と続くため、7月26日は「7月第4週」となります。

月別の売上やアクセス数を週単位で比較する場合は、このように週の開始日を基準にする方法が分かりやすいでしょう。
月曜日始まりに変更する方法
会社の勤怠や売上管理では、月曜日から日曜日までを1週間として扱うこともあります。
その場合はWEEKDAY関数の第2引数を2に変更します。
=A2-WEEKDAY(A2,2)+12を指定すると、月曜日を1、日曜日を7として計算できます。
あとは同じように、
=INT((DAY(B2)-1)/7)+1で月内の週番号を求められます。
👉指定した日付から次の月曜日を自動で求めたい場合は、こちらの記事で数式の作り方を詳しく解説しています。
「10月第2週」のように表示する方法
週番号だけではなく、
8月第1週
8月第2週
のように表示したい場合は、月と週番号を結合します。
B2セルに週の開始日、C2セルに週番号が入っている場合は、
=TEXT(B2,"m月")&"第"&C2&"週"と入力します。
これで、
7月第4週
8月第1週
8月第2週
のように表示できます。

集計表やピボットテーブルで週ごとに分類したい場合にも使いやすい形式です。
👉日付から『月』『火』『水』などの曜日も自動表示したい場合は、こちらの記事で曜日を表示する方法を解説しています。
月の第何週を求めるときはルールを先に決めよう
Excelで「月の第何週」を求める場合、数式を作る前に週の数え方を決めることが重要です。
単純に、「1~7日=第1週」、「8~14日=第2週」としたいなら、
=INT((DAY(A2)-1)/7)+1で簡単に求められます。
一方、「日曜日から土曜日を1週間とする」、「月をまたぐ場合は、その週が始まった月に含める」という場合は、
=A2-WEEKDAY(A2,1)+1で週の開始日を求めてから、月内の週番号を計算する方法が向いています。
WEEKNUMだけで月内の週番号を求めようとすると、第6週が表示される場合がありますが、これは月初・月末の途中の週も数えているためです。
週次売上・勤務実績・アクセス数などを集計する場合は、自分の集計ルールに合わせて数式を選びましょう。
よくある質問
Q1.Excelに「月の第何週」を直接求める関数はある?

月内の第何週かを直接返す専用関数はありません。
DAY・WEEKDAY・WEEKNUMなどを組み合わせて求めます。
Q2.WEEKNUMで月単位の週番号は求められる?

WEEKNUM単体では、基本的に年単位の週番号を返します。
月初のWEEKNUMとの差を計算すれば月内の週番号として利用できますが、数え方によっては第6週が発生します。
Q3.第6週を表示させたくない場合は?

1~7日を第1週、8~14日を第2週のように区切るなら、
=INT((DAY(A2)-1)/7)+1を使えば最大でも第5週になります。
ただし、この方法では日曜日や月曜日といった曜日の区切りは考慮されません。



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