Excelで日付に関する計算を行う際、便利な関数のひとつが「DATEDIF(デートディフ)」関数です。この関数を使うことで、日付の差を簡単に求めることができ、特にプロジェクト管理や勤怠管理、イベントの日程管理などで活躍します!
今回はDATEDIF関数の説明と活用方法を紹介します!
DATEDIF関数って何?
DATEDIF関数は、2つの日付の差を計算するために使います。具体的には、開始日と終了日を指定することで、日数や月数、年数などの差を簡単に求めることができます。日付の差を計算したい場合に非常に便利です!
=DATEDIF(開始日, 終了日, 単位)
それぞれの説明は以下の通りです!
・開始日:差を計算する最初の日付
・終了日:差を計算する最後の日付
・単位:計算する単位を指定(”Y”、”M”など)
※単位は以下の6種類があります。
・”Y” :年単位で差を返す
・”M” :月単位で差を返す
・”D” :日単位で差を返す
・”MD”:月や年を無視し、日付の差だけを返す
・”YM”:年を無視し、月だけの差を返す
・”YD”:年を無視し、日付だけの差を返す
DATEDTF関数の使い方
例えば2020年1月1日から2025年3月2日までの日付の差を求める場合、各単位の結果は以下の通りです!2020年と2024年はうるう年ですが、その日数も考慮されています。

でも日にちをいちいち入力するのも面倒ですよね。セルに日付を入力しておけば、そのセルを参照して計算することもできます!

DATEDIF関数の活用方法
・勤怠管理(勤務日数の計算)
→勤務開始日と終了日から、勤務日数を計算する際に便利です。たとえば、社員の入社日から退職日までの勤務日数を計算したい場合、DATEDIFを使って年数、月数、日数を求めることができます。
・プロジェクトなどのスケジュール管理
→プロジェクトの開始日と終了日から経過した日数を計算する場合にも便利です。プロジェクトの進捗やスケジュール管理に役立ちます。
・誕生日から年齢を計算
→誕生日の日付から今日の日付を使って、簡単に年齢を計算することができます!年齢別での集計や、成人しているか・60歳以上かなどの年齢の確認をするとき、非常に活躍する数式です!
DATEDIF関数は、日付差を計算するための非常に強力なツールです。年齢の計算や勤怠管理、プロジェクト管理など、さまざまなシーンで使用できます。ぜひ、この関数を使いこなして、業務効率化に活用されてください!
今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
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