Excelで数値の増減をわかりやすく表現したいときってありますよね。
そこで今回は、数値の増減がはっきりわかるカッコいいグラフを紹介します。
ウォーターフォールグラフとは?
ウォーターフォールグラフとは、滝グラフとも言われます。
文字の通り、滝のような形状をしたグラフで、数値の増減を可視化することに向いたグラフです。
以下は、計画から実績にかけて、四半期別に売上の計画と実績の増減を表現したグラフです。
2Qで売上が計画より20足りなかった、4Qは計画より30プラスだったなど、計画と実績の売上増減影響がどのくらいあったか、一目瞭然ですね。
ウォーターフォールグラフの作り方
ウォーターフォールグラフを作るのはとても簡単です!
先ほどのグラフは、以下の青枠内をグラフの範囲として指定し、作成しました。
(下の売上計画・実績は、売上差異が分かりやすいように表示したものです)
グラフの作り方ですが、以下の手順で実行します。
1.グラフを作成したい範囲を選択。(ここではセルB3~G4の範囲)
2.「挿入」タブを選択
3.「グラフ」から、「ウォーターフォール図、じょうごグラフ、、、」より「ウォーターフォール」を選択
これでウォーターフォールグラフが作成されました。
ただこの状態ですと、年間計画・年間実績も増減のように表現され、わかりにくいですよね。
そこで、作成されたグラフに対して、以下のように操作します。
1.「年間実績」グラフを選択(ゆっくり2回押すと、年間実績グラフのみ選択している状態になる)
2.「データ要素の書式設定」より、「系列のオプション」の「合計として設定」にチェックを入れる
(右側の「データ要素の書式設定」が表示されていない場合、1で「年間実績」を選択している状態で右クリックを押すと、表示させるメニューを選択することができます)
すると以下の通り、年間実績が合計として表示されるようになりました。
年間計画も同様に、「合計として設定」にチェックを入れるとグラフの完成です!
あとは「グラフタイトル」部分に「売上」と入力し、何のグラフか分かるように入力しましょう!
最初に表示したグラフでは、すっきりしたグラフに見せるよう目盛り線を表示しないようにしましたが、そこはお好みで構いません。
ちなみに目盛り線を表示しないようにするには、以下のように操作します。
1.グラフ内の目盛り線を選択し、右クリックを押す。
2.右クリックメニューより、「目盛り線の書式設定」を選択
3.「目盛り線の書式設定」にある「線」より「線なし」にチェックを入れる
最後に
いかがでしたでしょうか。
ウォーターフォールは見た目もカッコよく、且つ数値の増減が視覚的によく分かる便利なグラフとなります。
ぜひ作り方をマスターして、分かりやすい資料作成に生かしてみてください!
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