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【Excel印刷トラブル解決】思った通りに出ない!“見た目崩れ”の原因と対処法まとめ

Excel
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Excelで資料を印刷したとき、こんなトラブルに遭遇したことはありませんか?

表の一部が切れてしまっている。。

とか、

タイトル行が2ページ目以降に表示されない。。

など。。

実はこれ、設定をちょっと見直すだけで簡単に解決できる問題ばかりです。

この記事では、Excel印刷の“見た目が崩れる”代表的なトラブルとその原因・解決方法を、実務視点でわかりやすく解説します。

表が切れてしまっている → 1枚で印刷したい

印刷しようとすると、表や文字がはみ出て1枚に収まっていないときってありますよね。

これ、1枚で印刷したいんだけどな~

と思ったとき、簡単に1枚印刷の設定をする方法を紹介します。

「ファイル」タブより
・「印刷」より、「拡大縮小なし」→「シートを1ページに印刷」に変更
すると、1ページに収めることができます。

💡ポイント
  • 1枚に収めたときに「表示がちょっと小さいな..」と思うときは、余白の幅を狭くすると少し拡大することができます。
  • 余白は、「ページ設定」→「余白」で調整することができます。

タイトル行が2ページ目以降に表示されない

複数ページにわたる表を印刷するとき、タイトル行が1枚目にしか表示されないから、2枚目以降は何の項目か分かりにくくなってしまいますよね。。

これじゃ何の項目か、ぱっと見分かりにくいから何とかしたいな~

ということがあると思います。

実は、タイトル行を2ページ目以降に反映・印刷することが可能です。

例えば1行目の項目を、2ページ目以降にも印刷したい場合、

「ページレイアウト」タブより
・「印刷タイトル」より、「タイトル行」に「$1:$1」を設定
すると、2ページ目以降でも印刷することができます。

こちらの記事で詳しく紹介しておりますので、ぜひチェックしてみてください♪

改行されたセルが途中で切れて印刷されてしまう

印刷したときに、

あれ?文字が切れちゃってる。。

ということ、ありませんか?
印刷の二度手間にもなるので、どうにかしたいですよね。。

文字や数値がセルより長かったりすると、文字が切れたり、見づらい状態で印刷されてしまいます。
それを防ぐ簡単な方法を紹介します。

セル内で折り返して、全体を表示する方法

セル内で文字・数字を折り返して表示させる方法です。
セルの幅は変わりませんが、折り返して表示するため、行の高さが変わります。

「セルの書式設定」より
・「配置」タブより、「折り返して全体を表示する」にチェック
すると、セル内の情報がちゃんと表示されます。

💡ポイント
  • 見た目だけでなく、実際にセル内で改行する場合は、「Alt」+「Enter」キーとなります。

セル内を縮小して、全体を表示する方法

セルの幅・高さは変えずに、セル内の文字・数字の大きさを調整する方法となります。

「セルの書式設定」より
・「配置」タブより、「縮小して全体を表示する」にチェック
すると、セル内の情報がちゃんと表示されます。

ダブルクリックで、行・列の幅を広げる

ダブルクリックで、列・行自体を広げてしまうという手もあります。

例えばセルB2のセル列幅を広げたい場合、B・C列の間にカーソルを合わせると、下のような矢印アイコンが表示されます。

そこでダブルクリックすると、列幅がちょうどいい感じに広がります。

💡ポイント
  • 「Alt」キーを押しながら「H」→「O」→「I」と押すことでも、列幅を拡大・縮小することができます。
  • 行幅を変更するときは、「Alt」キーを押しながら[H」→「O」→「A」を押します。

表が中央に印刷されない/左右どちらかに寄る

そのまま印刷しようとすると、表が左側に寄っているので、

ちょっと見た目のバランスが悪いな。。

と思うときもありますよね。

実はページ設定をすることにより、こちらの問題を解決することができます。

「ページ設定」より
・「ページ中央」より、「水平」・「垂直」にチェック
すると、レイアウトが中央に表示されます。

💡ポイント
  • 「水平」のみチェックすると、左右方向で中央に表示されます。
  • 「垂直」のみチェックすると、上下方向で中央に表示されます。

特定部分を印刷したいが、ページ全体が印刷されてしまう

この部分だけ印刷したいんだけど、どうしてもページ全体が印刷されてしまう。。

というときありますよね。

実は、選択した部分のみ印刷する方法があります。

「ページレイアウト」タブより
・「印刷範囲」より、「印刷範囲の設定」を選択
すると、選択した部分のみ印刷することができます。

💡ポイント
  • 「表示」タブから、「改ページプレビュー」で表示される青線の範囲を変更することでも可能です。

まとめ:印刷トラブルは設定でほぼ解決できる!

印刷時に見た目が崩れてしまう原因は、「印刷範囲」「改ページ」「余白」「セルの設定」など、ちょっとした設定ミスがほとんどです。

この記事で紹介したトラブルと対処法を押さえておけば、

・毎回印刷で悩む時間を短縮できる。
・PDF出力でもレイアウト崩れが起きにくくなる。
・他の人にも「資料が見やすい!」と評価されやすくなる

はずです!

印刷設定を制する者は、Excel業務を制する!
印刷で困ったときは、ぜひ参考にされてください。

この記事が役に立ったと思った場合、ブックマークやシェアしてもらえると嬉しいです。
また、質問やこんな方法を紹介してほしい!などありましたら、お気軽にコメントしてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

ろじゃー

仕事・子育てに奮闘中の社会人です。
仕事でも日常生活でも、ちょっとでも便利になることが紹介できるブログを書いています!
 
仕事柄、PC操作やエクセル、VBAなどは得意です!
Excel歴は10年以上の事務職。
関数やVBAを活用して、資料作成やデータ分析をはじめとした様々な業務の効率化・自動化に取り組んできました。
 
このブログでは、実際の業務で使える効率化テクニックを発信しています。
「わからない」や「困った」など問題を抱える方や、もっと効率化したいと思っている方に、少しでも役立てれば幸いです!

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 ろじゃー|日々、ちょっとずつ良くなることを目指すブロガー
Excel歴10年以上。VBAや関数、業務効率化などを発信中。
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